顕微鏡は適切なメンテナンスを行い利用すると
長く活用できる光学機器です。
長年ご利用頂く中で見え方が悪くなったり、左右の観察位置がズレたり、メカ的な動作が固着していたり、ランプが点灯しなかったり等のトラブルが生じる場合がございます。
当社では会社設立当初よりメーカー問わず顕微鏡修理を広島本社で行っており、メーカー様がお客様に紹介されることもある等、長年の経験と実績があります。
まずはお気軽にご相談ください。
修理・メンテナンス可能な製品
- 実体顕微鏡
- 正立金属顕微鏡
- 倒立金属顕微鏡
- 正立生物顕微鏡
- 倒立生物顕微鏡
- 顕微鏡用ファイバー光源
- その他(測定顕微鏡や投影機等の測定器類は別途ご相談ください)
教育実習用から大型の顕微鏡まで。まずはお困りごとをご相談ください。
修理・メンテナンスメニュー
鏡体オーバーホール
顕微鏡修理の基本は「分解」です。作業中もお客様の顕微鏡を丁寧に扱います。
電気基板やステージ内部等にたまった埃を除去します。本体に付着した汚れも可能な限りきれいにします。
ステージの上下動、ステージのXY方向等、各駆動部分のグリスアップ・調整を行い、スムーズに使用できるようにします。
接眼・対物・コンデンサ・光源部等のレンズクリーニングを行います。
ランプ点灯不良修理
ランプ点灯不良には様々な原因が考えられます。ランプソケット不良、電源基盤不良、調光基盤不良など、まずは原因を突き止め必要な修理のお見積りを致します。
電気修理 1
まずはテスターで調査を行いながら故障の原因を追究します。
電気修理 2
「見えないところほど丁寧に」を心掛け、“見栄え”にもこだわっております。
電気修理 3
どの修理でも修理完了後は実際の動作・検鏡テストを行います。
プリズム部光軸調整
永年のご使用、衝撃や振動等で「光軸ズレ」が生じることがあります。
「光軸ズレ」が生じると検鏡が困難になるだけでなく、目の疲れなど観察者に身体的影響を及ぼします。
光軸調査
実体顕微鏡の光軸調整は非常に繊細な技術を必要とします。
鏡筒内プリズム清掃
プリズムの取り扱いは細心の注意が必要です。
弊社の技術者にお任せください。
レンズクリーニング
レンズ先端の汚れを取り除きます。
ご自身でレンズの汚れを取ろうとすると、レンズを傷つけてしまう恐れがあります。
弊社の技術者はメーカーのメンテナンス講習を修了しております。専門の技術者にお任せください。
倒立顕微鏡対物レンズ清掃
実体顕微鏡対物レンズ清掃
特殊修理 / レンズ・プリズムカビ取り修理
レンズや鏡筒内プリズムにカビが発生すると、極端に「見え」が悪くなります。それでは満足な観察は行えません。通常のレンズクリーニングでは落とせないカビも特殊な方法で除去します。
カビはそのまま放置するとレンズのコーティングを痛めてしまいます。
早めの対処が重要です。
部品交換
部品は交換だけでなく補修や調整で末永くお使い頂ける修理を心掛けております。
※メーカー問わず承ります、本サービスは有償です。
※顕微鏡の状態により修理不能の場合があります。
※正式なお見積りの際は弊社広島本社でのお預かりが必要となります。
※測定顕微鏡や投影機等の測定器類はご相談ください。
※作業はお見積り後にご注文指示を頂いてからとなります。
※ご注文に際しては直接か、お取引のある商社様経由でお願いします。
修理・メンテナンスの流れ
お問い合わせ・ご要望内容の確認
まず初めにお客様の修理したい顕微鏡のメーカーと型式、対物レンズ情報(仕様詳細の分かる写真添付も可能です)をお電話・メールフォームよりご連絡ください。
頂いた内容を確認の上、弊社より改めてご連絡させていただきます。その後、詳しい内容についての打ち合わせを行います。
代替品の顕微鏡をお届け
代替品が必要な場合は、こちらから代替品を発送致します。
※代替品をお貸出し後、修理未実施をご希望の場合、代替機料を申し受けます。
(修理実施の場合は代替機料はかかりません。)
お見積り
ご依頼の顕微鏡が弊社に届きましたら、点検を行い、正式なお見積りを提出致します。
※お見積後、修理未実施をご希望の場合、見積査定料を申し受けます。
(修理実施の場合は見積査定料はかかりません。)
修理・メンテナンス
実際に修理・メンテナンスを行います。
修理完了後は外観清掃および実際に組付け・検鏡テストを行います。
正常動作を確認し、修理票(報告書)を作成します。
納品
修理完了しましたら、厳密な梱包の上で返却致します。
アフターフォロー
修理お引き渡し後、6ヵ月以内に同一箇所が自然故障の場合は無償にて再修理致します。